東本願寺沖縄別院は宜野湾市大山にある真宗大谷派の寺院です

    東本願寺沖縄別院

    東本願寺沖縄別院は東本願寺(京都)を本山とする「真宗大谷派」の直轄する寺院です。
    沖縄別院では葬儀や法事を執り行うだけでなく、聞法(仏教の話を聞くこと)を通して私たちの苦しみや悲しみに向き合う場を大切にしています。
    毎週土曜日には「土曜礼拝」を開き参加者と一緒に声を出して正信偈(親鸞聖人作の偈[うた])をお勤めし、法話を聞き、その後、茶話会を開いています。
    どなたでも参加できますのでお気軽にお越しください。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

    東本願寺を知る 浄土真宗の教え

    法事についてご相談

    法事・起工式・お骨のお預かり/お骨・ご位牌の永代経(永代預り)のご相談。

    土曜礼拝・公開講座のご案内

    個人から社会の大きな課題まで、仏教に学んでみませんか。

    グリーフケアのご案内

    最愛の人をなくされ、深い悲しみもある皆さんがその思い出を語る場を開いています。

    土曜礼拝

    期日 毎週土曜日
    午前10時〜12時
    内容 勤行と法話

    学習会

    期日 第2、4水曜日 午後2時〜4時
    営業時間 親鸞聖人の記された著作やお手紙を中心に、現在『和讃』(親鸞聖人が作られたうた)を読んでいます。

    ※輪読会、同朋の会は、日時を変更することがありますので、参加希望の方は事前にご連絡いただけると確実です。
    ※この他に公開講座がございます。詳しくは新着情報をご確認ください。

    映画「一人になる」上映会

     医師、小笠原昇とハンセン病強制隔離政策を描いた映画「一人になる」の上映会を開催します。興味関心のある方は是非ご参加ください。  協力/真宗大谷派(東本願寺)圓周寺 劇団名古屋 劇団神戸
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    今月の予定
    1月1日 修正会法要
    4月 花まつり/清明祭法要
    非戦・平和沖縄研修会(沖縄開教本部主催)
    5月 玉代勢法雲師祥月命日法要
    6月 沖縄戦戦没者追弔会法要
    8月 盂蘭盆会法要
    9月 沖縄別院物故者法要
    10月 東本願寺沖縄別院「親鸞聖人報恩講」
    12月 成道会法要
    除夜の鐘(兵戈無用の鐘撞)
    定例法要 毎週土曜日 土曜礼拝
    毎週水曜日 学習会(輪読会)
    不定期 公開講座(年数回) 別院および県内各地にて
    その他の学習会 50歳くらいまでの若い世代で、仏教・浄土真宗を学んでいます。 曜日・時間帯・内容によって2つありますので、興味のある方はお気軽にご連絡ください。(担当/駐在教導・西田)

    その他の学習会 1

    開催日 毎月最終金曜日
    時 間
    18:30~20:00
    場 所 Zoomオンライン(顔声有)、または沖縄別院
    対 象 どなたでも
    参加費 無料
    形 態 輪読会・座談会(テキストを共有し回し読みします)

    その他の学習会 2

    開催日 月一回土曜日(日にちは変動します)
    時 間 13:00~
    場 所 Zoomオンライン(顔声有)、または沖縄別院
    対 象 どなたでも
    参加費 無料
    形 態 僧侶作成の資料(PPT)・ゆんたく(内容は前月の時みんなで決めます)

    お坊さん紹介

    東本願寺沖縄別院のご法要や行事などで皆さまとご縁をいただく僧侶のご紹介いたします。

      琉球・沖縄の仏教史を学ぶ

      琉球・沖縄の仏教史を学ぶホームページを新たにし、コラム欄をつくりました。ここでは、沖縄の仏教に関連する事柄について取り上げてまいります。 初回である今回は、『琉球沖縄仏教史』(知名定寛著・榕樹書林刊2021年・4,500円+税)という書籍をご紹介します。 浄土真宗の僧侶は法事の際に基本的には「法話」をするのですが、話の後、たまに参加者からお聞きするのが「沖縄は仏教じゃなくて先祖供養なんだよ」ということです。 確かに他府県、特に仏教の伝統が色濃く残り、寺檀制度が重んじられる地域に比べると、仏教ということで僧侶を呼ぶのではなく、先祖供養の儀式執行者として僧侶が呼ばれているのが現状かもしれません。 しかし、琉球・沖縄が歴史的に仏教と縁がなかったわけではありません。このことを琉球仏教の通史として読めるのがこの書籍です。 装丁は専門書という感じが強いですが、内容は古文や漢文資料は現代語訳で紹介されており、一般書並みに読みやすくなっています。読み進めると、琉球沖縄の歴史が、仏教を視座からドラマチックに展開するようで、時代小説を読んでいるかのような部分もあります。そこには著者の大胆な推測も含まれていて、大変興味深い展開があります。 私が僧侶であるから、仏教びいきな部分を差し引いても、琉球沖縄の歴史の中で、仏教の果たした役割がたくさんあったことに驚きます。 また、後半部分には知名氏の琉球仏教研究の最新の情報も紹介されています。そこにはこの浄土真宗・東本願寺の琉球との関りが示されています。琉球王国時代にはキリスト教を合わせて禁教とされていた私たちの浄土真宗は、琉球国の併合が推し進められる中で、解禁への働きかけを強めました。「隠れ念仏」と言われた琉球の門徒が弾圧を受け一斉に処罰された事件の解決を求めて、王府との交渉にあたります。その際には明治政府との密な連携を持っていました。この間の経緯を、近年発見された日記や報告書をもとに克明に再現しています。中でも当時の僧侶らが、国王を名誉棄損で訴えるということ出来事があり、このことが事件の展開に大きく関わっているという推測がなされています。 私たちの先輩方が浄土真宗の僧侶として弾圧を受けた門徒たちの解放に動いたことも理解できますが、同時そのことが琉球処分に加担することになってしまったことも十分に注意しなければなりません。そして一方で、琉球国が禁止した浄土真宗を、なぜ多くの人々、特に女性たちが信じたのか。私にとってはそんなことを考えさせられる一冊でした。 琉球・沖縄の文化に深く根差している琉球独自の仏教の歴史が、この書籍で知ることができると思います。 (担当:長谷)  
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      沖縄と仏教の歴史

      意外と知られていない沖縄の長い仏教の歴史を紹介します

      非戦平和の願い

      フィールドワークのMAPも掲載しています

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